
FESPAのトルコ協会であるAREDは、世界の印刷業界に対し、地震によりホームレスとなった人々により多くの避難所を提供するための寄付を呼びかけている。
FESPAユーラシアの共催団体であるトルコ屋外広告・産業広告主協会(ARED)は、カフラマンマラス地震の被災者を直接支援するため、今回の災害でホームレスとなった人々に緊急避難所と長期滞在施設を提供している。
FESPAとそのグローバル・アソシエーションズ、およびアソシエーション・メンバーからの寄付により、AREDはこれまでに10張りのテントを購入し、最も被害の大きかった地域に設置して短期的なシェルターを提供している。さらに、新たな住居が確保されるまでの間、2年程度の長期滞在に適した住居を提供するためのユニットを購入するために、さらなる寄付金が使われている。これらの仮設住宅は、AREDもメンバーである、12,000以上の企業を代表するトルコの団体、SEDEFED(Sectoral Associations Federation)が設立した仮設住宅街の中に設置される。AREDはまた、SEDEFEDがアディヤマン、ハタイ、マラスに設立する3つの仮設住宅地の案内看板のデザイン、製作、寄贈も行う。
これまでに寄せられた寄付金により、AREDは30戸以上の仮設住宅を提供できる資金を得た。同協会は、供給可能な仮設住宅の数を増やすため、FESPAコミュニティに対してさらなる寄付を呼びかけている。
FESPAのニール・フェルトン最高経営責任者(CEO)は、次のようにコメントしている。「この悲劇的な災害で被災されたすべての方々に、心から哀悼の意を表します。FESPAは今後もAREDと協力し、地域に根ざした取り組みを支援していきます。この重要な取り組みに貢献できると感じている国際社会の皆様に感謝いたします。”
AREDおよびFESPAユーラシア理事会ディレクターのイブラヒム・デミルセレン(İbrahim Demirseren)氏は、「FESPAコミュニティの皆様、この活動への寛大な寄付に感謝します。皆様のご支援に感激しています。皆様のご寄付により、私たちはこの災害の被災者に提供する支援を増やし、被災者のための仮設シェルターの建設を続けることができるでしょう。”
被災者のための仮設住宅への寄付は、https://www.justgiving.com/crowdfunding/fespa。